防犯や監視等で導入されている防犯カメラですが、詳細な仕組みを理解している方は少ないです。
基本事項を理解して防犯カメラの役割を確認することは大切です。
今回は、防犯カメラの設置を検討中の方に防犯カメラの仕組みと、通信方法を解説します。
理解を深めて、実際に設置する際にスムーズに進められるようにしましょう。
□防犯カメラの仕組みについて解説
防犯カメラの用途としては、映像を記録することです。
当然のことかと思いますが、映像として残すことで犯罪が起きた際の証拠として活用できます。
その際に重要になってくるのが、解像度です。
解像度はどれだけ映像が綺麗に撮影できるか決まる部分です。
防犯カメラによっては解像度が異なります。
低解像度のものだと撮影距離が限られてしまい、映像が判断しにくくなります。
そのため、解像度が高い方が良いでしょう。
ただし、あくまで用途に合わせて選択してください。
撮影範囲が限られた空間であったり、室内の天井に位置したりするような場面においては撮影距離が少なくて済みます。
用途に応じた解像度があれば、十分能力を発揮できる場合もあるため、設置する空間でカメラのスペックについては検討すると良いでしょう。
また、防犯カメラは高額な品物です。
用意できる予算を考慮して、総合的に判断したうえで、適切な防犯カメラを選択するようにしてください。
□防犯カメラの通信方法とは?
近年の防犯カメラはインターネット経由で接続できるスペックを持っているネットワークカメラが多いです。
ネットワークを介して映像を確認するためには、以下のような通信方法があります。
*P2P(Peer to Peer)
ネットワークカメラとスマホやパソコンを直接つなげる方法です。
このシステムはLINEやSkypeなどでも応用されています。
設定が簡単にでき、費用面でも優れています。
*IPアドレス固定
IPアドレスを利用して映像を閲覧します。
いつでも同様のIPアドレスが利用できるため、DNSサーバは不用になります。
*DDNS(Dynamic Domain Name System)
ダイナミックDNSという仕組みを利用して通信している方法になります。
ポート解放することで遠隔地であっても、スマホで映像を確認できます。
□まとめ
今回は、防犯カメラの設置を検討中の方に向けて防犯カメラの仕組みと通信方法について解説しました。
防犯カメラは設置する場所によりますが、解像度が重要な指標となります。
設置する際には、どれほどのカメラのスペックが必要か考えましょう。
防犯カメラを検討中の方はお気軽にご相談ください。