防犯カメラを選ぶ基準の1つに画素数があります。
この記事では、おすすめの画素数を設置場所ごとに解説します。
防犯カメラを選ぶ際に、ぜひお役立てください。
□防犯カメラにおける画素数とは?
カメラ映像は、点の集まりでできていますよね。
その点がどれだけ集まっているのかを知るために、画素数があります。
画素数とは、画像や画面を構成する画素の数のことです。
この画素数は高いほど良いイメージがあるのではないでしょうか。
画素数が高いと、確かに映像が鮮明です。
映像が鮮明であれば、編集もしやすくなるでしょう。
一方で画素数が高いと、データ容量も大きくなります。
データ容量が大きいと、常時稼働する防犯カメラには負担が大きくなってしまいます。
さらに、録画できる時間も短くなるでしょう。
□おすすめの画素数を設置場所ごとに解説!
防犯カメラの画素数をどのくらいにしたら良いか迷いますよね。
決める方法の1つに、設置予定の場所を基準に考えるものがあります。
設置場所とおすすめの画素数の関係を画素数の低い順に解説します。
下記の解説はあくまでも目安の1つですが、画素数を決定する際にぜひご活用ください。
広くない室内に防犯カメラを設置するときは、41万画素でも良いでしょう。
画素数が非常に低いため、防犯カメラの費用を抑えたい方にはおすすめです。
しかし、人の顔を判別するのは難しいでしょう。
店舗の入り口に設置するときは、100万画素でも良いでしょう。
こちらも画素数が低いため、人の顔を判別はできませんが、出入りのみを確認するために設置する場合はおすすめです。
倉庫に設置するときは、200万画素がおすすめです。
200万画素は拡大したとしても、しっかりと映像を確認できます。
倉庫内の在庫商品の番号を識別できるため、業務効率につながるでしょう。
広い場所に防犯カメラを設置するときは、400万画素かそれ以上がおすすめです。
画素数が高いため、遠距離の場所まで確認できます。
しかし、防犯カメラの費用が高くなります。
そのため、画素数を落として、複数の防犯カメラの設置を検討してみる余地があるでしょう。
□まとめ
今回は、おすすめの画素数を設置場所ごとに解説しました。
店舗の入り口に設置し、人の顔を判別する必要がないときは、100万画素がおすすめです。
倉庫に設置し、在庫商品の番号を設置する必要があれば、200万画素がおすすめです。
画素数が高いほど防犯カメラの費用も高くなるため、必要に応じた画素数を選びましょう。