防犯カメラの顔認証システムは、具体的にどのようなことに使えるのでしょうか。
上手に使用することでセキュリティ対策だけでなく、接客の質が向上できるかもしれません。
この記事では、顔認証システムの種類とどのようなことに使えるかをご紹介します。
□防犯カメラの顔認証システムとは？
顔認証システムとは、データ登録されている人物の照合ができるシステムのことです。
このシステムが防犯カメラに付いていることで、防犯カメラの映像から照合が可能です。
顔認証システムには2D認証と3D認証があるため、それぞれの特徴を見ていきましょう。
まず、2D認証についてです。
2D認証に対応している端末が多いです。
しかし、その日の髪型やメイクによって、人物の照合が上手くいかない可能性があります。
次に、3D認証についてです。
3D認証は顔を立体的に捉えるため、髪型やメイクの影響はさほどありません。
しかし、その認証スペックは製品によって異なるため、使用前によくチェックしておきましょう。
顔認証システムが付いている防犯カメラを使用することは、防犯以外の目的があることが多いと思います。
防犯以外の目的がある場合は、関係者にあらかじめ告知しておく必要があります。
各自治体の指示を守り、防犯カメラの顔認証システムを適切に使いましょう。
□顔認証システムはどのようなことに使える？
顔認証システムには、主に3つの機能があります。
1つ目は、セキュリティ対策の機能です。
オフィスやマンション、工場などに設置予定の方には、嬉しい機能です。
従業員や住民の顔を登録しておくことで、なりすましの心配がなく、入退室の管理ができるでしょう。
2つ目は、迷子者を検索できる機能です。
ショッピングモールや遊園地など、たくさんの人がいる所で便利な機能です。
これは事前にデータを登録しておくのではなく、お連れの方が持つ迷子者の写真から照合します。
迷子者が防犯カメラに映ると警告音が出るようにしておけば、見落とす心配がないでしょう。
3つ目は、接客の質を向上させる機能です。
小売店舗やホテルなどで活用できる機能です。
常連客やお得意様など、特定の方やその車が防犯カメラに映ったことを知らせてくれるようにしておけば、スピーディーに接客できるでしょう。
□まとめ
この記事では、顔認証システムの種類とどのようなことに使えるかをご紹介しました。
顔認証システムには、2D認証と3D認証があります。
また、迷子者を検索できる機能や接客の質を向上させる機能は、企業にとって嬉しい機能ではないでしょうか。
防犯カメラの顔認証について気になる方は、ぜひ当社までご相談ください。