事業者の皆さまの中で防犯カメラの導入をお考えの方は、導入コストとランニングコストの合計を考慮しながら、防犯カメラを選びますよね。
ここでは、防犯カメラで撮った映像の保存・視聴方法の1つである、クラウド録画についてご紹介します。
どのタイプの防犯カメラにするかを迷っている方は、ぜひ参考にしてください。
□防犯カメラのクラウド録画とは?
最近、防犯カメラをインターネットに接続することで、クラウドサービスが利用できるようになりました。
つまり、撮影した映像は、クラウド上に保存されます。
クラウド録画の場合、時間や場所を選ばずにその録画を確認できるため、便利です。
特に、複数の防犯カメラを導入する事業者の方には、クラウド録画がおすすめです。
□クラウド録画のメリットとデメリットをご紹介!
*クラウド録画のメリットとは
クラウド録画のメリットは、時間や場所を選ばずにその録画を確認できることだけではありません。
HDDやNVRなどの、録画機器がいらないため、導入コストがかかりません。
それらはメンテナンスの必要があるため、そのコストも削減できます。
また、クラウド録画サービスの中には、動体を検知した際に防犯カメラの所有者へ通知するように設定しておける機能があります。
もし侵入者を検知すると、お持ちのスマートフォンのアラートが鳴ります。
店舗や工場のスピーカーとつなげておけば、瞬時に侵入者への警告と対応ができるでしょう。
*クラウド録画のデメリットとは
魅力的なクラウド録画には、デメリットも存在します。
例えば、インターネット回線に左右されることです。
インターネットに接続できない場所にいると、撮れた映像を確認できません。
また、インターネット回線に何か問題があれば、きちんと映像が録画されません。
映像が撮れなければ防犯カメラの意味がないため、インターネット回線に問題があれば、自動でSDカードによる保存に切り替える設定をしておきましょう。
また、クラウド録画サービスを利用するには、サービス料金を支払う必要があります。
月々の金額はそこまで高くありませんが、利用期間が長いと、想像よりコストがかさんでしまうことがあります。
そのため、クラウド録画サービスの内容や条件、金額をよく確認してから、利用しましょう。
□まとめ
今回は、防犯カメラのクラウド録画についてご紹介しました。
録画を確認する際に、時間や場所を選ばずに済む一方で、インターネット回線に左右されやすい特徴があります。
録画機器の導入コストはかかりませんが、サービス料金がかかるため、それらを総合的に判断してクラウド録画を選ぶか否かを考えましょう。